車のメンテナンスには「ガラスコーティング」が効果的!!

現在、車のコーティングには「ガラスコーティング」が人気となっています。機能性に優れており、多くの人が注目しているガラスコーティングの良さとは、一体何なのでしょうか?ここでは、そんなガラスコーティングについて色々ご紹介します。

ガラスコーティングが発揮する効果とは?

黒いメルセデスベンツ

皆さんは、ガラスコーティングを施工する事で、車のボディーに一体どのような効果が発揮されるか知っていますか?そもそも、ガラスコーティングと言うのは、車のボディ全体に薄いガラスの皮膜一枚張るコーティングです。このガラス質の皮膜を車体全体にコーティングする事で、コーティングされた下の塗装、車のボディ本体を外部から守る効果があります。

例えば、車に付着する汚れ、走行中や風によって付着した砂や小石等、外部から受ける影響を抑えて車体を保護すしてくれます。なので、車に汚れや傷が少なくなり外見も美しく綺麗な状態を長く維持する事が出来る効果があります。

洗車の回数が減る

ガラスコーティングを行っているからと言って、全く何も愛車のケアをする必要が無い訳ではありません。ワックス掛けだけの車に比べたら洗車の頻度は大きく減りますが、定期的に洗車をしてあげる事で、愛車のガラスコーティングの状態をより長く持たせる事が出来ます。

車と言うのは基本的にそれなりにメンテナンスが必要ですよね。ガラスコーティングが施工してある車の美しさは、他のコーティングに比べて群を抜いた仕上がりになっており、メンテナンス頻度も少なくて済む良さがメリットとして挙げられます。一度ガラスコーティングを試した人は、ガラスコーティングの良さからリピートする人が多いです。

ガラスコーティングの価格とは?

駐車中の黄色いランボルギーニ

薬剤や業者によって変動

ガラスコーティングは、コーティング剤の種類によっても価格が違ってきます。また、ガラスコーティングを施工する際に色々な施工のオプションもある為、価格は様々に変動する場合が多いです。他にも、自分がコーティングを依頼するお店によっても価格帯は変わって来ます。なので、業者に依頼をする時は、価格やオプション等を比較したり、どのような薬剤を使用しているか等、色々見てみる事がポイントです。

車の大きさによって変動

ガラスコーティングは、軽自動車に行うコーティングと、大型車種に行うコーティングでは、コーティングする際に使用する薬剤量も変わります。なので、薬剤量を多く使用する大型車種になるにつれて価格は割高になってきます。

価格が比較的安価なガラスコーティングで施工した場合、およそ数万円程度で施工が可能な事も有ります。しかし、コーティング剤をグレードの高い物が希望だったりすると、大型車種の場合10万円を超える事もあります。

ガラスコーティングの種類とは?

駐車中の青いポルシェ

ガラスコーティングと一言で行っても、実はコーティングにも種類があることを知っていましたか? コーティングの種類には2つのタイプがあり、一つ目は「シリコン系撥水ガラスコーティング」、2つ目は「フッ素系ガラスコーティング」が挙げられます。基本的に街のホームセンターや車用品店等で販売しているガラスコーティングのタイプは、大体が前者のシリコン系のコーティング剤となっています。一方、フッ素系ガラスコーティング剤と言うのは、シリコン系に比べて価格が割高になっており、プロが使用する物として販売されています。

「親水性」と「撥水性」の違いとは?

洗車をするGT-R

車のガラスコーティング剤にはさまざまなものがありますが、大きく分けると親水性と撥水性に分けられます。親水性は水に馴染む性質があり水滴にならずにサッと水の幕が広がるタイプ、撥水性は水を弾いてコロコロした水玉になるタイプ、このようにイメージしてもらう事が出来ます。

親水性の特徴

親水性は、球形になろうとする水の表面張力を持っておらず、ガラスコーティングの施工によってその力を分散させて大きな水玉を作らないようにする性質を特徴として持っています。なので、雨等によって水に濡れた状態の車のボディには薄く水の幕が出来ます。これが親水性ガラスコーティングによる防水効果になります。車体の光沢感に関しては撥水性より劣りますが、親水性も自然な光沢感を出す事が出来ます。

親水性のメリット

親水性のコーティング剤と言うのは、ウォータースポットに対してとても効果的に働いてくれます。例えば、親水性ガラスコーティングが施工された車のボディには、付着した水分が水滴にならない性質があるので、ウォータースポットが出来にくい良さが挙げられます。屋外に車を駐車している人には、親水性のガラスコーティングは有効性が高いメリットがあります。

撥水性の特徴

水を弾く性質を持っている撥水性ガラスコーティングは、施工された車のボディが雨等によって水に濡れると、コロコロとして水玉になって車体の上を転がって行ってくれます。 撥水性コーティングの表面とは、実は目には見えない小さな凸凹状になっており、この凸凹が車のボディと水の接触面積を小さくさせて、表面張力の力によって水玉に近い水滴が作られるのです。水滴の抵抗がとても少ないので、車の走行風で水を簡単に飛ばす事が出来ます。

撥水性のメリット

水滴になった水と言うのは、重力や走行風等によって簡単に飛んで行ってくれます。また、親水性ガラスコーティングと比較すると、コーティングの皮膜がしっかり感じられたり、ボディーの輝きにも深みがあります。さらに、コーティング表面の硬度に関しても親水性よりも硬い為、擦り傷等にも撥水性の方が強い良さがあります。

ガラスコーティングは専門店がお勧めな理由とは?

展示されたガルウィングのベンツ

皆さんは、愛車をコーティングしようと思った時、一体何を基準にコーティング手段を決めているでしょうか。コーティング手段には大きく4つの方法に分ける事が出来ます。

  1. ①コーティング専門店
  2. ②車を購入したディーラー
  3. ③車用品店
  4. ④コーティング剤を自分で購入して自分で行う

このように、コーティングには4つの方法がありますが、高度なコーティング技術を持っているのは、コーティング専門店です。ディーラーと言うのは、車を売る事がメインの仕事でありメンテナンスに特化はしていません。よくディーラーで新車を購入した際に、オプションとしてコーティングを付ける人も多くいますが、実際ディーラーに依頼をした事を後悔している人も多かったりします。

また、安さだけで車用品店にコーティングを依頼する人もいるかと思います。敷居が低くく安価なコーティングプランがありますよね。しかし、コーティング専門店と比較すると施工技術は遥かに低く劣っています。コーティング剤を購入して自分で行う事に関しては、一番コーティングの仕上がりが悪いです。コーティング剤がムラムラになる恐れもあり、また、除去をする作業も大変なのです。

これらを考慮すると、確かな技術と質の良いガラスコーティングを施工してくれる、コーティング専門店に愛車のコーティングを依頼する事が一番良い選択と言えます。専門のプロに任せる事で、依頼者自身にとっても満足のいくコーティングの仕上がりを期待する事が出来ます。

まとめ

駐車中の車

今回はガラスコーティングについて色々お伝えしてきましたが、気になる事はありましたか?ガラスコーティングは、コーティングの中でも機能性に優れたカーケアです。長期的に見るとコスパも良く、快適に車を使用してもらう事が出来ます。是非、一度ガラスコーティングを試してみて下さいね。